妊婦健診のご案内
妊娠から出産まで
安全・安心をお約束します
妊婦健診とは
初診で妊娠がわかったあと、定期的に行います。
通院の回数は妊娠期間によって違います。流産の可能性も高い初期は1~2週間ごと。中期は1カ月に1~2回。後期に入ると週に1回程度が基本です。ただし急な出血やお腹の張り、痛みなどがある場合は、これに限らず来院してください。
健診の内容
初期 妊娠2カ月~4カ月前後
(4週~15週くらいまで)

大学病院と連携しているからこそ、出世前診断まで当院で行えます。
- NT(ヌーカルトランスルーセンシー)赤ちゃんに染色体異常がないかを調べます。
- クワトロテストお母さんの採血で染色体異常がないかを調べます。
- 羊水検査(羊水穿刺)羊水で染色体異常がないかを調べます。
お母さんの注意点
初期は胎盤が出来上がっていないので、お母さんは絶対に安静が必要です。着床しても15週くらいまでは不安定です。生活習慣については看護婦さんから経験に基づいた指導が行われます。一つひとつ丁寧にご説明致しますので、ゆっくりお母さんになる準備を進めましょう。
中期 妊娠5カ月~7カ月前後
(16週~27週くらいまで)

つわりも終わり安定期に入ります。赤ちゃんがしっかり成長しているのかどうかは、実践を積んだ医師が細かにチェックしていきます。もしも気になる症状があれば、信頼できる病院を紹介するなど随時対応していきます。
- 切迫早産のチェック
- 胎児発育遅延がないかのチェック
お母さんの注意点
太りすぎに注意してください。特に高血圧症、精神病、糖尿病など基礎疾患をお持ちの方は悪化する可能性もあるので一層の注意が必要です。
後期 妊娠8カ月~10カ月前後
(28週~39週くらいまで)

いよいよ出産を待つばかりです。健診の回数を1~2週間に1回程度に増やしていきます。
- 乳房チェック
お母さんの注意点
少しでも不安なことがあれば解消し、リラックスした気持ちでお産を迎えましょう。入院の準備はなるべく早く済ませておいてください。
健診の主な流れ
妊婦健診の流れは、妊娠初期・中期・後期によって違います。
- 尿検査、体重測定、血圧測定
- 問診医師が体調に関することを伺います。
- 腹囲・子宮底長測定妊娠中期以降は通院の度に測定します。
- むくみ検査足のすねや甲を指で押してチェックします。
- 超音波検査
- 血液検査
- 内診特に妊娠後期に入ってからは、子宮口の状態などを中心にチェックします。