診療のご案内 Medical Services

産科のご案内

ベテランの医師・助産師が
お産の苦しみと喜びに寄り添います

当院が考えるお産で一番大切なこと

当然のことかもしれませんが、お産で求められるのは何よりも“安全性”です。

当院では、安全にお産を迎えていただくために、ベテラン産婦人科医と助産師がお産に立ち合います。

看護婦や助産師は自らお産・子育てを経験したベテランばかりです。お母さんの大変さが分かるので、お母さんの痛みや苦しみに寄り添い、適切なサポートを行います。心配なことがあれば、お気軽に相談してください。

装飾

自然分娩

一般的には、陣痛が起きてから自然の流れに逆らわずに行うお産(経膣分娩)を自然分娩と言います。

医療的な介入を最小限に抑え、お母さんの「赤ちゃんを産みたい」、赤ちゃんの「生まれようとする」潜在的な力を生かした分娩です。

会陰切開は必要時行いますが抜糸なく見た目もきれいな方法で行っております。

分娩室

帝王切開

前回帝王切開で分娩された方や、主に経膣分娩では赤ちゃんやお母さんが危険だと判断される場合にお腹を切って赤ちゃんを生むことで、行われます。重度の妊娠高血圧症(妊娠中毒症)などの場合がそうで、手術では麻酔をかけたあとにお腹を基本的に横切開し、真皮縫合にて抜糸をなくし、見た目もきれいな傷を目指しております。

手術室

里帰り出産される妊婦さんへのお願い

①当院で出産されるご希望のご連絡

出産予定日が判明されてから20週目頃までに、里帰り出産ご予約のご連絡をお願いいたします。(診察時間内にお電話ください。)

※但し、当院で無痛分娩出産は扱っておりません。ご了承ください。


②妊婦健診ご予約のお願い

30週目の妊婦健診が終了された段階で、当院での妊婦健診のご予約をお願いいたします。(診察時間内にお電話ください。)

※但し、下記に該当する方は、28週目までの妊婦健診が終了された時点で、ご連絡をお願い致します。

  • 逆子と診断された方
  • 子宮頚管長が短いと診断された方
  • 骨盤異常があると診断された方
  • 胎盤の位置異常があると診断された方
  • その他、出産時に注意が必要と診断された方

③里帰りのタイミング(目安)について

32週目もしくは30週目までには、里帰りをされてください。


④当院での妊婦健診日当日のお持物

※妊婦健診助成券について
  • 埼玉県内の助成券は、当院で使用可能ですので、当日お持ちください。
  • 埼玉県外の助成券は、下記自治体に関しては、そのまま使用可能です。
茨城県 常総市・阿見町・つくば市
栃木県 日光市・那須塩原市
千葉県 船橋市・市川市
神奈川県 川崎市・横須賀市・横浜市

埼玉県内及び、こちらの表以外の自治体にお住いの方は、償還払いとなります。
助成券への記入の要不要に関しては、ご本人から各自治体にご確認をお願いいたします。

分娩費用について

入院時に保証金と出生届代(11,000円(税込))をお納めください。

また入院料は、出産育児一時金の直接支払制度をご利用いただけます。

分娩費用の詳細については、来院時に助産師よりご説明させて頂きます。

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RSウイルス感染症とは??

RSウイルスにより発症する呼吸器の感染症になります。RSウイルス感染症は、ほぼすべての新生児及び乳幼児が2歳までに感染すると言われております。特に6か月未満の赤ちゃんは重症化することもあり、予防対策が重要となります。年齢を問わず何度も感染するため、赤ちゃんから高齢者まで幅広く感染するため注意が必要です。

RSウイルス感染症の症状とは?

4~5日間の潜伏期間の後に、発熱及び鼻水などのいわゆる風邪症状のような上気道炎の症状がみられます。約70%の乳幼児は発症して数日後に快方に向かうと報告されておりますが、約30%の乳幼児では、気管支炎や肺炎などの症状を引き起こして重症化することがあり、入院が必要となる場合があります。(RSウイルス感染症を発症した約4人に1人の割合で入院歴あり)
特に注意が必要な赤ちゃんとして

  • はじめてRSウイルスに感染した赤ちゃん
  • 低体重児・早産児、心臓や肺の基礎疾患、ダウン症及び免疫不全のあるお子さん

となります。

RSウイルス感染症から赤ちゃんを守るために必要なこと

RSウイルスは、飛沫感染や接触感染により感染します。そのため、基本的な感染対策は、手洗い・換気・マスクの着用となります。さらに、赤ちゃんが産まれる前に出来ることとしては、妊娠中(24週~36週)にRSウイルスワクチン(アブリスボ)の接種することで予防が期待出来ます。

なんで、妊娠中に接種するの??

生後数か月の赤ちゃんの免疫機能は発達していないため、ワクチンによっては赤ちゃんに直接接種しても病気に対する免疫が作りづらいとされております。
RSウイルスワクチンもその一つで、現在では赤ちゃんに直接接種して効果があるワクチンはありません。(R6年6月現在)
そのため、妊娠中のお母さんに接種して、母子免疫により赤ちゃんにもRSウイルス感染症に対する予防効果を期待されております。

RSウイルスワクチン(アブリスボ)の接種対象と方法

接種対象 妊娠24週~36週の妊婦さん
接種方法 0.5mlのワクチンを筋肉内に接種します。

※注射や採血時に具合が悪くなったり気を失ったことがある方は、事前に医師・看護師にご相談ください。

※ほかのワクチンと同時接種を行う際は、医師にご相談ください。

費用はいくら掛かるの??

当院(中村産婦人科)とエンゼルクリニックでは、33,000円となっております。

RSウイルスワクチンを接種ご希望の方の予約方法

当院かかりつけの妊婦さんは、妊婦健診時や受診時もしくは、お電話でご予約できます。
RSウイルスワクチン(アブリスボ)の接種については、医師や看護師にご相談ください。

※当院での接種は、当院かかりつけの妊婦さんのみになります。ご了承ください。


RSウイルス感染症を知るためのWEBサイトのご紹介

母乳外来

当院の母乳外来では、赤ちゃんと一緒に来院してもらい、体重増減の状況を確認し、家庭での授乳方法を聞かせていただきます。直接の母乳量も測定し、おっぱいの状況も確認します。
それらの情報をもとにアドバイスさせていただきます。
母乳を頑張って飲ませていきたいママたち、母乳育児に悩んでいるママたち、是非来院してみてください。ご本人の希望に沿って、後悔なく進めていけるように一緒に考えていきたいと思っています。一緒に頑張りましょう!
その他、育児についての不安や助産師さんと話してアドバイスをもらいたい等も受け付けていますので、育児の悩みについてもぜひどうぞ☆

母乳外来

母乳外来は毎週、火曜日・木曜日の①午前9時15分、②10時30分の枠を設けております。(完全予約制です)
他の患者さんはおらず、当院の助産師が個別に指導させて頂きます。
お気軽に、お電話にてご予約ください。よろしくお願いいたします。
 0493-72-0373

注意)乳腺炎など治療をお急ぎになる場合は、一般外来で対応いたしますので、ご相談ください。

母乳のメリット

  • 赤ちゃんにとって一番大切な栄養もりだくさん!
  • 新鮮・衛生的・適温
  • 病気にかかりにくくする免疫物質もたくさん
  • ママのダイエットにも良い、子宮のもどりもよくなる
  • ママとの大切なスキンシップの時間

・・・などなど、たくさんのメリットがあります。


予約方法

必ず、ご自身がお住いの自治体担当者にご確認ください。

現在のところ、当院と産後ケアに関して契約している自治体は

  • 埼玉県 比企郡小川町
  • 埼玉県 大里郡寄居町

になります。

※上記、2か所以外にお住いの方でも、産後ケアのご利用は可能です。
その際も、まずは自治体担当者にご相談をお願いいたします。

産後ケアの利用

  • 宿泊型(1泊2日より、利用開始日朝10時~利用最終日16時迄)
  • 日帰り型(10時~16時までの利用)

※産後ケアのご予約をキャンセルさせる場合は、キャンセルポリシーをご確認ください。

当院へのお問い合わせはこちらからどうぞ

0493-72-0373

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※緊急時にも対応できるよう近隣の大学病院とも提携しています。