無痛分娩について
無痛分娩とは、麻酔(当院の場合は、硬膜外麻酔)を使って、陣痛時の痛みを緩和して、ご出産する方法です。
無痛と聞くと、全く痛みが無いと思われますが、実際には「痛みを緩和する」ことを目的としております。通常の出産時の痛みを8〜10とした場合、無痛分娩においては、2〜4程度を目標に痛みを軽減する分娩になります。ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、思っていたよりも痛いと感じるときや、殆ど痛みを感じない方もいます。
当院での無痛分娩は、厚生労働省が発表した「無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言」に則って行っております。安全性を第一に行うため、計画無痛分娩として実施しております。
麻酔の方法
当院で無痛分娩を実施する際には、硬膜外麻酔で行っております。
まず、細いカテーテルを脊椎の中にある硬膜外腔という場所に挿入して、麻酔薬を注入していく方法です。麻酔の効果、妊婦さんと赤ちゃんの状態を確認しながら、麻酔薬の量を調整して、出産時の痛みを和らげていきます。
無痛分娩のスケジュール
当院では、計画無痛分娩として実施しており、妊婦健診において子宮の開き方を確認して、ご出産日程を相談しております。
安全性を考慮しまして、平日日中のみの対応となり、土曜日・日曜日・祝日と夜間の無痛分娩には対応しておりません。また、2026年3月の段階では、経産婦さんのみ対象としており、初産婦さんの無痛分娩は行っておりません。
※今後、2026年6月頃から初産婦さんにも実施していく計画です。
計画無痛分娩と記載しておりますが、必ずしも計画した日に、ご出産となるわけではなく、子宮の開き具合、妊婦さんと赤ちゃんの体調を鑑みて日程を調整して実施しております。
無痛分娩をお受けできる方
- 経産婦の方
- 帝王切開の既往がない方
- ご夫婦共に十分な日本語を理解いただける方
※外国籍の方の場合 - 計画無痛分娩に承諾いただける方
無痛分娩をお受けできない方
- 経腟分娩が困難の方(前回帝王切開分娩、骨盤位(逆子)など)
- 血液疾患(出血傾向)がある方
- 初産婦の方(※2026年6月頃から開始予定です)
- 麻酔薬にアレルギーがある方
- 感染症の方(インフルエンザや新型コロナなど)
- 医師が安全な経腟分娩ができないと判断した方
※2026年3月時点
費用
通常の分娩費用+無痛分娩費用7万円
※2026年3月現在。無痛分娩費用は変更となる場合がございます。変更の場合、事前にHP上および院内への掲示を行います。
※ご注意※
分娩誘発に反応せずに入院期間が長くなる場合、入院費用が想定よりも増額となる場合があります。全く分娩誘発に反応しない場合(分娩停止)・母体・胎児に異常が生じた場合、緊急帝王切開へ切り替えが必要となります。
お申し込み方法
妊娠20週頃までに、計画無痛分娩をご希望されることを当院医師・看護師のスタッフまでお伝えください。
医療上の必要性、安全性の確保の観点から対応可能な妊婦さんには限りがありますので、お早めにお申し込みをお願いいたします。すでに予約が埋まっている場合にはお断りすることもあります。
当院の無痛分娩については、基本水曜日の妊婦健診時に担当医師からご説明させていただきます。
※相談だけでも可能です。妊婦健診と別でのご予約も承ります。
ご質問等ありましたら、当院スタッフまで、お申し出ください。
何卒、よろしくお願いいたします。




